湯田 真久
製造本部 組付課 2016年入社
やりたいことができる環境を求めた結果、
北斗にたどり着いた。
入社の経緯を教えてください。
湯田:私が通っていた工業系の高校には、シーズンになると企業からの求人が300~400社分も来ます。授業の中で扱った工作機械や製図業務に興味を持っていたので、数ある求人の中でもモノづくりの会社である北斗に興味を持ちました。もう少し規模の大きな会社とも比べましたが、最終的には自分がやりたいことができそう、という点で北斗に入社を決めました。
入社後、どのように仕事を覚えていきましたか?
湯田:最初に教わったのは、何をやってはいけないかという点です。いわゆる危険要綱を教わったのを覚えています。その後、基礎的な作業や加工品のチェック方法、図面と部品の照合の仕方などを体験しながら覚えていきました。他にも、塗装の段取りや図面を参照しながらの実際の組付などを半年間かけて学んでいきました。
どのような学びがありましたか?
湯田:製造は奥が深い仕事で、気を付けなければ製品をダメにしてしまうような失敗の危険性もあります。実際に自分も多くの失敗を経験してきました。その度に先輩たちにフォローしていただきながら、身をもって学びを積み重ねてきました。
メンバーを活かすためのマネジメントにやりがいを感じて。
2022年にラインリーダーに昇進されたとか?
湯田:そうですね。とうとう来たかという気持ちでした。積み重ねてきた経験に自信はありますが、それが全部自分の身についているかどうか不安も大きかったです。これまでサブリーダーを務めてきましたが、リーダーになってからはやり取りする相手が変わりました。サブリーダーの時は同じ部署内のメンバーとのやり取りが中心でしたが、リーダーになると部署を越えてROBOT課や機械課、電装部、営業やお客様とも頻繁にコミュニケーションを取るようになりました。より仕事の全体像を把握できるようになったと思います。
リーダーとして仕事をする上で意識していることはありますか?
湯田:効率を常に考えています。今目の前にある仕事をこなすだけでなく、さらにもう一つ何かできないかを考えながら作業をしています。こう考えるようになったのは直属の上司からの影響が大きいのかもしれません。上司は判断の難しい海外の案件などでもうまく解決策を見いだせる方で、サブリーダーの時にはよく次の仕事の指示を受けていました。今では指示を受けて動く作業者ではなく、自分がリーダーです。プロジェクトチーム全体のために一つ先を見据えながら周囲に指示が出せるようになりたいと考えています。
どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
湯田:自分で機械を操作して、だんだんとモノが出来上がっていくのを見るのは楽しいです。でも、管理する立場になってみると少しやりがいは変わるかもしれません。任されたチームをうまく回さないといけませんから、工程を考えて効率よくマネジメントできたときは嬉しいです。
インドでのプロジェクト経験が、
大きな自信と今後の目標をくれた。
海外プロジェクトにも参加されたそうですね。
湯田:海外プロジェクトはこれまで3回経験があります。すべてがインドのプロジェクトでした。長ければ3、4ヶ月程で短いものは初回の訪問で1週間程です。現地の作業メンバーたちとのコミュニケーション手段は英語でしたので、知っている単語に身振り手ぶりを加えながら何とか意思疎通を取っていたんです。同じ仕事をしているからか、英語を話せなくてもある程度は話が通じるのだと気付きました。入社前から海外での仕事もあるとは聞いていましたが、まさか自分も行くことになるとは思っていませんでしたね。少しずつ経験を重ね、どこへでも行ける自信がつきました。
今後の目標はありますか?
湯田:もっと海外案件をやりたいです。やり切りたいです。国内の案件で経験を積み、その経験を海外の新しい案件で活かし、うまく工程を回していけたら、大きな達成感が得られると思います。
最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
湯田:北斗は個人の意欲を歓迎して成長を応援してくれる会社です。出張などの新しい経験もどんどんできるので確実に成長しているという実感があり、自分の成長に自信が持てます。そもそも、モノづくりを1から完成まで見ることができる環境は他にはあまりないかと思います。もしそうした点に興味がある方なら、ぜひ北斗をおすすめします。